Obuse Bramley小布施ブラムリー

2023年収穫のブラムリー生果を販売中です。
なくなり次第終了となりますのでお早めにご注文ください。
購入はこちらから

2022年のブラムリー生果は完売しました
小布施ブラムリーの生果は毎年7月下旬頃からご予約を承り8月下旬〜9月上旬頃から出荷を開始しております。出荷期間が短く、売り切れ次第販売終了となります。オンラインショップにてご予約開始をお知らせメールにてご案内をいたしておりますので、ご希望の方は会員登録にて、メルマガ登録を行ってください(※「当店からのお知らせメール」を「受け取る」に設定)。

[NEWS]

9/1(金)〜9/18(月) 小布施町ブラムリーフェア 2023を開催します。
町内のフェア参加店で期間限定のブラムリーを使ったスイーツやフードをお楽しみください!

満天☆青空レストラン(日本テレビ)でも紹介されました。詳しくはこちら

クッキングアップル「ブラムリー」は、信州小布施で栽培される料理用の青いリンゴです。
強い酸味と味わいがシェフや料理研究家の間で人気!

ブラムリーの誕生は1808年。
ブラムリーは、英国でクッキングアップルの王様として今でも不動の地位を占めています。1883年英国王立園芸協会から最高賞(FFC)を受賞。英国生産のリンゴのうち約45%がブラムリーです。一般的に料理用リンゴは日本では馴染みがありませんが、ブラムリーは色々な食材と合わせることでデザートや料理の幅が一段と広がる、今注目の料理用リンゴです。

加工に適した爽やかな酸味を持ち、すぐ煮溶けるのが特徴で、主な用途としては肉料理に合い、パイ、クランブル、焼きりんご、ソースなどバラエティーに富みます。今までにないその新鮮な味わいに、料理研究家やレストランのシェフ、愛好家が注目しています。

ブラムリーの特徴
  • 料理に適した青りんご
  • 肉との相性がとてもよい
  • 少し熱を加えるだけですぐ煮とける
  • 組み合わせると他の食材の引き立て役になる
  • 平たく大きい形(大きいもので300g)
  • ヘタが短く、身が白い
  • パンチの効いた酸味と深いコク
  • 加熱後も香りが持続する

ブラムリーを使った料理

小布施屋ではブラムリーをお楽しみいただけるようレシピを公開しています。ブラムリーのレシピは『小布施屋のクッキングレシピ』をご覧ください。レシピはレストラン『OBUSE花屋』の市村シェフが教えてくれるプロの味。

ブラムリーのレシピ

また、RHSJキッチンガーデンクラブ、ブラムリーファンクラブにより作成された「ブラムリーレシピブック」を以下よりダウンロードしていただけます。
※ファイルは2つに分割されています。※データの再配布や転載はご遠慮ください。



bramly_recipe_book01.pdf (5.2MB)
bramly_recipe_book02.pdf (4.5MB)

ブラムリー物語

ブラムリー物語は、今から約200年前、イギリスのノッティンガム州サウスウェルのコテージに家族と住んでいた、幼い少女メアリー・アン・ブレイスフォードが播いたリンゴの種が偶然芽を出したことから始まります。
時は流れて1846年、地元で肉屋を営むマシュー・ブラムリー氏がそのコテージを買い取ります。そして、その木に実るユニークなリンゴの特質を気に入り、村の人々に分けました。当時17歳だった苗木屋のヘンリー・メリーウェザー氏は、そのリンゴに着目し、「ブラムリー」と名づけることを条件に枝を分けてもらいました。
メリーウェザー氏は、ブラムリーを幾つもの品評会に出品し、1883年イギリス全土から1000種類を超えるリンゴが集められた英国王立園芸協会(以下RHS)主催の品評会で最優秀賞を受賞。その名前は一気に広まり、今では英国の人々の生活に欠かせないリンゴとなりました。

一方、日本では、1980年代に入るとリンゴの販売量が減り、梨やぶどうに切り替える農家が増えてきました。そんな折り小布施町出身でリンゴ農家の四男に生まれ育った荒井豊(みのる)氏が、故郷のリンゴ農家の衰退に心を痛め、町おこしになるものを探していた時にRHSの知り合いから、イギリスのリンゴ生産量の45%を占めていて、料理やデザートで親しまれているブラムリーというリンゴがあるという話を聞きました。イギリスでは、日本のように生で食べるリンゴのことを「デザートアップル」といい、料理して食べるリンゴのことを「クッキングアップル」と呼び、区別していることを知ります。
そして、荒井氏の導入提案に小布施町長が賛同し、小布施町は、ブラムリーを含む5種類の料理用リンゴの穂木をRHSウィズリーガーデンから譲り受け、横浜で一年間の検疫を経て、1991年に商業栽培を開始しました。現在は、その中で色・香り・風味・保存性の点で優れたブラムリーに絞り、栽培をしています。
また、英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)の自主グループ、キッチンガーデンクラブで荒井氏がブラムリーについて講演し、共感したメンバーが2003年の小布施祭りで町民に紹介するためにアップルパイの提供を行いました。さらに同グループの有志が、ブラムリーファンクラブというブログを開設し、ブラムリーに関する情報を収集発信しています。
近年、この料理用リンゴという新しい食材の魅力と特性に料理専門家やパティシエ、愛好家などの間でも注目が高まっています。
小布施町ではブラムリーを栗に次ぐ、町の名産に育てようと様々な取り組みを行っています。

小布施のブラムリー生産者の方々

長野県小布施町ではこの「ブラムリー」を大切に育て、 農業振興のひとつにと考えております。
現在、ブラムリー栽培を始めようとする生産農家も少しずつですが増加しております。まだ試行錯誤の部分もありますが、今後も栽培方法など研究しながら、皆様に愛される「ブラムリー」、「小布施町」でありたいと思っております。

ブラムリーの一年(成育過程)

ブラムリーの一年